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妙音寺遺跡は、何がすごいのでしょう?
数ある遺跡の中で、妙音寺遺跡がこれほどまでに注目されるわけ

@「第一級品といわれる縄文土器」がたくさん出土した遺跡です。その出土状態のよさで、妙音寺遺跡は特筆される遺跡なんです。

A火焔型土器(馬高式)が見つかった遺跡です。馬高式土器は、たくさん見つかっている縄文土器の中で、美術品としての価値があるほどのすばらしい焼き物であるといわれています。火焔模様がとってもきれいで、みとれてしまうほどのものです。また、馬高式土器は、日本海側に多く、広い範囲(新潟・栃木・福島・山形・富山など)で見つかっていますが、郡山での発見は、「いくつかある火焔型土器の年代の前後関係を特定する時」などにおいて重要な意味を持つものとされています。

B貝殻がまとまって出土した遺跡です。(213号土坑出土土器の内部から)内陸地方で縄文時代の貝が出土する例はきわめて少なく、貴重な遺物なんです。

C数千年前の木の杭(逆茂木さかもぎ)が残っていた遺跡です。奇跡の「木」が見つかった遺跡です。(落とし穴土坑の285号土坑から)。放射性炭素の同定をして、縄文時代晩期のものであることがわかりました。土器などと違い腐りやすい木の杭が残っているのは、全国的に見ても類例の少ないものだそうです。
【主な参考・引用文献】
○調査報告書「郡山東部16(岩ヶ作遺跡・妙音寺遺跡[第1次])」福島県郡山市教育委員会・郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団 平成7年3月
○調査報告書「郡山東部19(妙音寺遺跡[第2次])」福島県郡山市教育委員会・郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団 平成8年3月
○原始美術の華 縄文土器の造形 〜郡山市妙音寺遺跡出土品を中心に〜 郡山市美術館 平成16年1月15日刊
○妙音寺遺跡第2次調査 〜現地説明会資料〜 郡山市教育委員会 平成7年6月4日
○郡山埋文ニュース第101号 平成7年10月1日 (財)郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団

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